大西科学『さよならペンギン』

マルデドゥックスクランブル買おうと思ってもなかなか売ってないのね。聞いたら「もう刷ってない」的なことをごにょごにょ言われた。なんだと。
で、これ。『哀愁の量子ペンギンSF』らしい。量子学的に稀な確立を偶然ずっと繰り返すことで千五百年くらい長生きできてる普通の人の話らしい。ネタ的にはいいのかなぁと思ったのだけど、いまいちそれが生きてないというか、結局何かスケールの小さい、非常に小さいものに成り下がらせてしまっているような印象。
なんていうのかなー。主人公が魅力のない人間だったからかもしれないけど。読んでても存在感を感じられないというか。心にすっと落ち込んでこないというか。上手くいえない情弱やな・・・・・


さくさく読めすぎちゃったね実際。3時間くらい?あんまりサクサクは良くないな。