2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』

実は読んだことないシリーズ。第何十回目かの図書館をぶらつくツアー中に、前回読んだ「アリスへの決別」を思い出して手に取ったという実に流れのある読書。すばらしい!か? ぶっちゃけアニメ映画もちゃんと見たことない。トランプの兵隊だのチェシャ猫だの…

山本弘『アリスへの決別』

短編集。7つ。この人の長編読んだことないから今度機会があったら読んでみたいねー。 最初に収録されてる二つの短編は、山本弘らしい、社会風刺がちょっぴり盛り込まれたモノが多め。とくに「リトル・ガール再び」なんかは風刺的な意味でもう見てらんないで…

J・ティプトリー・ジュニア『たったひとつの冴えたやりかた』

"The Only Neat Thing To Do"を『たったひとつの冴えたやりかた』とはうまくやるなー。この人の小説の邦訳は結構イケてるのが多い。『愛はさだめ、さだめは死』とか。やっぱりSFの名作は題名からしてカッコイイ。一番ビビっときたのは『モナリザ・オーヴァ…